全ての症例に対応可能な万能選手「入れ歯」
歯を失った場合の選択肢としましては、インプラント、ブリッジ、入れ歯治療があります。
インプラントに関しての詳細は、インプラントをご覧ください。
最近ではインプラント治療の人気が高くなってきていますが、インプラントも万能なわけではなく、手術への不安を抱いている方やアゴの骨の状態・持病を持っている方の場合には、インプラント治療が適応しない場合があります。
その点、入れ歯であれば、様々な種類がありますので、すべての症例に適応するという特長があります。
入れ歯を諦めていませんか?
入れ歯はすべての症例に適応できるという特長がある反面、入れ歯で困っている人は、1000万人以上と言われ、「痛い・噛めない・はずれる」が入れ歯の三拍子と言われてきました。
合わない入れ歯を使用していると、アゴの骨は急速に減っていきます。
アゴの骨が減ると、余計に入れ歯が合わなくなり、さらに急速に骨が減っていくという悪循環に陥っていきます。
こうした合わない入れ歯を使用されている方の多くは、
“入れ歯は噛めないもの”
“歯を失ってしまった以上、仕方のないこと”
など、入れ歯でおいしく食事をとることを諦めてしまっています。
これは非常にもったいないことです。
歯科医療は日進月歩の世界です。
技術の進歩、歯科医師・歯科技工所の努力によりピッタリと合う入れ歯を作ることも可能になっています。
ぴったりと合う入れ歯であれば、快適でおいしく食事をとることもできるのです。
合う入れ歯と、合わない入れ歯の違いは何なのかという正しい知識を患者さん自身が知ることが、自分にピッタリと合った入れ歯に出会う第一歩となります。
当院の、入れ歯作り5つの「こだわり」
「痛い」「はずれる」「噛めない」など、入れ歯で悩まれている方はたくさんいらっしゃいます。
入れ歯はこのような悩みが必ず付きまとってしまうものなのでしょうか・・・・・?
決してそのような事はありません。こだわりを持ち、丁寧に作ることで、あなたにピッタリの入れ歯が必ず出来上がります。
では、当院の入れ歯作りのこだわりをお伝えします。
こだわり1印象を2回採ります
印象とは、お口の型を採るということです。
これをもとに模型を作り、入れ歯を製作していくことになります。
つまり、印象の時に、患者様のお口の型を正確に採ることができなければ、患者様にピッタリの入れ歯を作ることは決して出来ません。当然ですよね。印象でとれた型をもとに入れ歯を作っていくので、そもそも型がしっかり採れていなければ、採れていない型での入れ歯ができてしまいますので。
そこで、当院では、2回の印象採りを行い、より正確に採れた型をもとに入れ歯作成を行っていきます。
こだわり2セラミックの歯を使用
入れ歯につける「歯」ですが、当院では保険の入れ歯の
場合でも「セラミック」素材の歯を使用します。
これは「見た目が良い」と言う事もそうですが、
なによりも「摩耗しない」「長持ちする」「良く噛める」
ということから利用しています。
通常使われるのは「プラスチック」素材ですが、
これは使用すればするほど、どんどん摩耗してしまい、噛みにくくなり、噛み合わせも次第に悪くなっていきますので、
当院では、どうしてもセラミックで対応できない場合を除いては、使用していません。
こだわり3完成後の調整は「咬合器」で行います
入れ歯は完成後、患者様のお口に合うように「調整」という段階があります。
通常は、患者様のお口に入れて直接診断・調整を行うのですが、そうしてしまうとどうしても診療時間が長くなり、患者様の負担が大きくなってしまいます。
そこで当院では、咬合器上で調整を行い、患者様の負担を減らす工夫を行っております。
こだわり4「噛み合わせ」を最重要視
「噛める」「はずれない」「痛くない」ということを克服した入れ歯が、良い入れ歯ということではありません。しっかり「噛み合せ」も計算に入れて入れ歯を作ってこそ、本当の良い入れ歯だと当院では考えます。
当院では次のような検査を行い「噛み合せ」を考慮した入れ歯作りを行っております。
フェイスボウトランスファー
体の正中と咬み合わせの平面が垂直であるかどうかを調べます。
咬合器という装置で上下のあごの位置を再現
身体の中心線(黒線で表示)から見た噛み合わせの傾き・ズレを調べます。
この模型の患者様は、左右のかみ合わせの高さが違っています。向って右側のかみ合わせが高い為に、赤線のように傾いています。
左右の傾きが水平になる位置。それが、その患者様本来の噛み合わせバランスとなります。
「噛み合せがそんなに重要なの?」と思うかもしれませんが、入れ歯作りの工程として避けては通れないものです。なぜならば、噛み合せが悪いことが原因で、腰痛・頭痛・肩こり・目まい・不眠・便秘などの症状が出ることもあるためです。
こだわり5目立たない工夫・動かない工夫
最近では患者様のニーズに合わせた入れ歯が次々に開発されています。
当院では、昔から安定した性能を誇る「金属床(チタン・コバルトクロム)」はもとより、金属のバネがなく目立たない「ノンクラスプ義歯」、目立たず、入れ歯をしっかり固定するミニインプラントを利用したMDI治療を採用しています。
ノンクラスプ義歯
従来の入れ歯は「金属のバネ」で入れ歯を固定していました。
しかし、このバネは目立つため、「入れ歯を入れていることがわかってしまう」という欠点がありました。しかし、当院で採用しているノンクラスプ義歯にはこの「金属のバネ」がありませんので、入れ歯を入れていることに気づかれることはほとんどありません。
30代・50代の女性、そして今まで金属のバネに悩まされていた方に非常に好評を頂いております。
MDIミニインプラント
MDIミニインプラント(mini direct implant)とは、通常のインプラントに比べてかなり細いインプラントを埋め込み、それを固定源として入れ歯を安定させる治療法です。
歯ぐきを切開せずにインプラントを埋め込みますので、ほとんど痛みも無く短時間で治療が終了します。その為、お年寄りにも負担がかからないので安心して治療を受けて頂くことができます。
「入れ歯が動いて不快感のある方」、「硬いものやひっつくものを普通に食べてみたい方」、「入れ歯が落ちたり動くのを気にしないで思いっきり会話をしたり、笑ったりしたい方」、「金属のバネが気になる方」に是非このMDIミニインプラントをお勧めします。
特徴1.1回の来院で治療は終了します。
特徴2.麻酔をするため痛みはありません。
特徴3.通常のインプラントと異なり歯茎を切開しません。
特徴4.治療後すぐに食事ができます。
特徴5.入れ歯が動かなくなります。
特徴6.入れ歯の脱着が自由です。
ピッタリと合った入れ歯は「アンチエイジング」の効果があります!
入れ歯を入れたら急に「老け顔」になってしまったという話しを良く聞くと思います。
これは「合わない入れ歯」が原因となっていることがあります。
歯は顔の輪郭を形作っている重要な要素です。
より、歯の代わりとなる入れ歯が大きかったり、小さかったりすると顔の輪郭が変わってしまいます。この輪郭の変化が顔のシワ・タルミの原因となり、老け顔を助長する元凶でとなります。
つまり、自分にピッタリ合う入れ歯は「痛くない、しっかり噛める、はずれない」といった機能的な面の回復だけでなく、シワ・タルミが生じないといった審美的な面までも回復してくれます。
両親へ"ピッタリと合った入れ歯"を贈ってみませんか?
合わない入れ歯は、「ちほう」までの一里塚といわれています。
合う入れ歯で物をしっかり噛むことで「ちほう防止」 に大きな効果があるのです。
これは、顎を動かすことにより脳の中を流れる血液の量が大幅に増加し、脳細胞を活性化させるためです。
これはある統計でも証明されており、アルツハイマーになってしまう方には、歯が少ない人が多いようです。
身近な例えとしまして、眠気が襲ってきた時、眠気覚ましに「ガム」を噛むことがあります。これはハッカによる刺激の効果もあると思いますが、ガムを噛む行為自体が脳に新鮮な血液を送りこむので、脳が活性化し、眠気覚ましにも効果があるのです。
このようなことから最近では、両親へのプレゼントとして、お子さんが来院され、「親のために、よく合った入れ歯を作ってあげたい」というご要望もあります。
もし、ご両親が入れ歯で悩んでいるのであれば、お気軽にご相談ください。